福島県原子力災害被災者・記録ノートについて

2011-07-29

弁護士会では、今回の原発事故を受け、被災者・記録ノートを作成しましています。このノートは、今後、原発事故の補償を受けるために、必要なことを書き留めておくためのものです。
このノートは「原発事故損害賠償説明会」でも配布されています。

 

>>>原子力災害被災者・記録ノート(PDF)


>>>被災者記録ノート 記入説明のしおり(PDF)


>>>被災者ノート 参考記入例(PDF)


※書面だけでわかりにくい場合は、【0120-854-233】埼玉弁護士会の
 災害無料電話相談(平日(月~金曜日)の午後1時~4時まで)をご活用ください。


このノートは、原発事故の被害者が東京電力に対する損害賠償請求を行うにあたって、原発事故被害者が損害賠償請求をするときに必要と思われる事項を書きとめておき、後の 主張・立証が容易となるよう工夫して作成されています。

◆埼玉弁護士会無料電話相談

0120-854-233(無料:携帯可、平日午後1時から午後4時)

◆日本弁護士連合会等

平日10時から15時 0120-366-556

*注意事項など

表紙裏には、「ご利用上の注意点」がありますので、後でよく読んでください。
特に、このノートに書いたから賠償が受けられるというわけではないので注意し
てください。あくまで、記録をして、補償を受けるための準備です。
また、このノートの1頁から3頁には、弁護士会の相談窓口をはじめとする相談
窓口の記載もありますので、お使い下さい。ただ、ここに記載されている情報は、
今後、変わる可能性もありますので、ご注意下さい。

ノートの内容

p4

賠償金支払いまでの流れが記載されています。

 

p5家族構成

事故後、ご家族がずっと一緒の方もいらっしゃいますし、別々になってしまった
方もいらっしゃいます。途中で別々になってしまった方は、その経緯なども含めて、
ご家族の状況を書き留めておいてください。

 

p8損害の概要

補償(損害賠償)を受けるためには、その損害をできるだけ細かく明らかにする
必要があります。
ここに記載されているのは、典型的なものです。
そして、おおよそどんな損害があるかをまず、この8,9頁に記載します。
こんな損害があるなと思ったときには、例えば、8頁の上から2番目の「2 避
難費用」という欄ですと、タクシーで避難してきたという場合には、「有」の欄に
チェックしてください。そして、その下の「証拠資料の例」欄の、避難のための交
通費の領収書欄にチェックをし、その領収書をこのノートと一緒に保存してくださ
い。
損害はこれに限られるわけではありません。
「どれにもあてはまらないなあ」というときは、9頁の一番下の「その他の損害」
欄に記載をしてください。

 

p10以降

ここには、さらに詳細に記載をしてください。
例えば、11頁。避難費用のページがあります。先程の例ですと、例えば、年月
日欄に3月15日、費用5000円、内容「富岡町から郡山までのタクシー代」、
証拠資料欄に「領収書」というような記載になります。

 

p13精神的損害

報道によりますと、紛争審査会では、慰謝料について、避難していた期間によっ
て、その金額を決めるという指針が示されました。避難所にいた期間は増額されま
す。そうすると、どこに、いつからいつまでいたのかということが大事になります
から、それを書き留めておく必要があります。

 

p14営業損害

これは、事故によって、営業できなくなったことによる収入減少などのことです。
事故後の売り上げと、前年の売り上げが記載された決算書などが証拠資料となり
ます。

 

p20自由記載欄

これは重要なのかどうか分からないことを自由に書いてください。
特に、事故前になかった出来事、状況などを記載してください。
事業をなさっている方は、例えば、宿泊のキャンセルや取引停止の連絡があった
日付を記載し、その理由(ex.原発事故)をお客さんや取引先に聞いておくとい
いでしょう。

 

p21日々の記録表
日記代わりにつけてください。活動状況は、被ばく量の積算などに有効になる場
合が考えられます。

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